ニャル子さん

這いよれ!ニャル子さん・11話。謎の邪神ろりさんが転がり込んできて、マヒロさんはそっちにかかりっきりとなっちまったのでデフォルト邪神さんたちはなんだかヤキモキする。それからもあれこれ積み重なった状況のせいでお互いの気持ちはすれ違い。ちょっと言い過ぎたかなーとか思ってるマヒロさんであるが、そんな中なぜか皆さんの姿が消えちゃったのであって…というね。

確かこの作品って1クールだっけか、とするともうすぐシリーズ終了であるワケで、これは所謂ところの「ラス前シリアス」っちうアレですかな。個人的にはよほど魅力がないとあまりそそられない要素なんだけど、まァ…ねえ。この作品の傾向としてねどーせしょーもないオチが付くんだろうな、という希望的確率が高いので、それほど心配もしていないのである。…これでマジシリアスのエエ話で終わったらちょっとアレやな。アレ。まいいけど。

迷子の迷子のろり邪神とその執事さんはガタノソアとロイガー。恐怖の権化ガタノソアがちんちくりんのろり娘というのはよいギャップではある。行動や反応とか見てるとこの子が黒幕でラスボスっちうワケでもなさそうなので、多分陽性なオチがつくことだろうとは思いますが。んで音速丸みたいな姿で中田譲治声のロイガーですが、言われてみればジョージさん、なんとなく一時期の若本御大のようなニッチを持ちつつある気がする。基本は危険な魅力のオトナ声だけど、それを活かした飛び道具バカキャラもイケる…っちうね。

ガタノソアの彼女、名前を「ぐたたん」つってましたか? 検索したらガタノソアの別名にグタンタってのものあるので、そこら辺からの命名なんだろうな。直接関係ないけど、ガタノソア(ガタノゾーア)ってクトゥルフ神性の中でも図抜けてイケてる名前だと思うのね。日本語習得者としての感性でもあろうけど、クト的な人智を超えた概念というよりももうちょっと…その、中二的っぽいガキかっちょ良さがあるっつーか。うん、ホンマどうでもいいな。