銀魂/デュラララ

銀魂191話。街の野良猫狩りに暗躍する…ああ、最近ちっと忘れ気味だった設定の「天人」の登場か。あとついでにこれまた久々のドブネズミ組のシチサンヤクザも登場。えーと前回登場時には何した人だっけ。忘れた。まいいや。


自分たちと同じく元人間だった秋元のおっさんを救うため、天人の大使館に乗り込んで(≒とっ捕まえられて)いく銀さんたち。こっから後の尻尾でチャンバラネタの、何というか「その場での思いつきをもうええっちうほど膨らませて話を転がす」という銀魂らしいエエ加減さが好ましい。正直話の流れからすると全く要らないディテイルなのだが、えーとある意味最も必要とされる要素でもある。そーかー、ゴリラさんはちんこがホースか。よおし頑張れ。


あと何だ、いつ出てくるかなーと少々期待してた「銀魂ノリでのツッコミ」をキッチリやってくださった秋元羊介に敬意を。うん、素晴らしい。


デュラララ!!・2話。第1話の事件、ってったって主人公の龍ヶ峰さんには何も起こってないんですけどね。まあ略取誘拐で拉致暴行、ついでにデュラハンライダーさん大登場な一連の騒動を別の視点から解題する話。バラシの面白さもちゃんとあるが、それにしてもネタのほとんどをナレーションの連続でヤってるのはちとしんどかったか。ロールでも「ナレーション」としか表記されない沢城さんは誰なんだろう? てっきり首なしお嬢さんかと思ったが、違いそうだな。


雰囲気と道具立ては判りやすくオシャレさんでカッチョ良いが、しかしお話の見せ方はまだまだ捉えどころの少ない状況だな。首なしお嬢さんと何かの組織が対立中でもあるのかと思ったが、どうやらその「対立相手」は別に組織でもなんでもない情報屋さん。んでもってこの、預言者の名を持つ神谷浩史声の情報屋が、並み居るめんどくさい人々の中でも最右翼にめんどくさい人…ってな認識でエエのかしら。人を言葉で操り弄び、その戯れを「人への興味」と言い切るめんどくさい人。んー、ラスボスというよりはトリックスターっぽい風情だが、さて。


てことで、未だお話がどの方向に進むのかはよう判らない。このまま群像劇になるのか、あるいは何か一つの「幹」にそって話が進むのか。過剰なオサレ感はちと煙ったいけど、まァ割と楽しそうなのでもうちょっと見てみましょ。