銀魂

銀魂176話。改変期恒例、なんだかぐでぐでとバカコントだけで30分繋ぐ話。それでも今までは、内容がくっだらなければくっだらないほど妙に作画に凝ってる、っちう退廃的美徳があったのだけれど、今回はカウントダウンパロディってことでほぼCG処理画面と過去映像(だけじゃないけどね)による構成でした。…んー、ちょっとカネが余ったからとか言うてたが、実際はアニメータを確保する(時間的)余裕が無かった、と見たがどうか。


などと言いつつ、過去映像をネタにしてしょーもないギャグをやる、というこの構成は地味に手間がかかっているのは確かだなあ。いちいちモザイクシーンをピックアップするとか、これ結構めんどくさいよ? あるいは銀魂アニメのアーカイブには「この回モザイク入り」てなタグでも引っ付いていたのか。…今回監修とか何とかで入ってた高松監督がシュミで取捨選択したのかしらねえ。


てことでまあ、ネタとしては割とso-soなレヴェルに収まったかなあと思ったしりから坂口候一の大登場である。原作ではついぞ見かけることのなくなったハタ皇子が折に触れてアニメオリジナルで出てくる理由の大部分は、まァ候一兄さんのバカ演技のおかげであろうわな。てことで、また若き熱心なファンから苦情の来そうなネタにてシメである。よおし、それでこそ銀魂


…あと、構成とかしたらしい「上石神井 麟」さんは…まあその、サンライズらしいお名前ですね、と言うに留めておこう。あまりそんな変名使うと登場人物鏖にしちゃうぞ、ってもういろいろ古いか。