あなたとわたしはピッタンコ

●ほん直近の休みの日にイキナシ避けられぬ業務が入り、割とヘコみ気味な昨今であるが、それとは全く関係なくウチの職場に新人さんが二人入ってきた。欠員補充的な感じであってありがたいことだ。


基本的には直属の上司が指導にあたっているのだけれど、部署違いのワタシも一部業務に共通部分があるので「ヒマ見てちょいちょい教えてあげてね」と言われる。ここは会議室管理も業務のうちであり、またそこは外部の人間がテメエのパソコン持ってきてプロジェクタにつないでは「画像出ェへんぞ」「スクリーンはみ出すぞ」「音はどないしてん」と吼えるのである。職場にその辺の経験を持つ者が限られているため、結局ワシらが出てって対応せんならんケースが多いワケだ。


てことで、今回はそこらへん含めたパソ関係の運用を伝達したりする。…のだが、しかし何ですねえ、あのパソ様ってのはどうして他人にエエとこ見せようとするとスネるんですかねえ。今回も新人さんを前に、ほらこういうエラーが出るでしょ、これがようあることなんだ、そこでこういう時にはこうして…と、通常業務では屁ェのように簡単なリカバリ策を採ったらうんともすんとも言わん。あれ? おや? はて? えーあーそーですね、こういう場合はァ…再起動ッ! はい成功。判りましたね皆さん! ね!


…後でやってみたら普通に上手くいきやがんの。何だこのツンデレ人工生命体。


●にしても、確かにもう、パソコンってのはある種生き物っぽいとこはありますよな。「相性」なんてな言葉が大手を振って使われてるのが割と凄い。理論上は解析可能なデジタルの集積なのに、最後にはアプリケーション同士の「相性」ですもんねえ。そらまあ、OSたちが擬人化(擬萌化)されたりしようというものだ。