クイーンズ/バスカッシュ

クイーンズブレイド 流浪の戦士・10話。レイナさんはリスティさんに再会するも「あなたはダメです」と言われてしまう。しょっがねーのでエキドナさんにアレヤコレヤ濃厚に手取り足取り教えてもらうのであってどうだいどうだい熱いかい? という話。あと、田中敦子姐さんも出てきてドンデン返した。


エキドナさんが割とアッサリ師匠位置に付いたのはちと意外、とはいえ元より趣味と実益を兼ねた気楽な人ではあったので(性格は蛇だけど)、まァオキニのレイナさんとチョネチョネできるならそっちの方に行くか。武道伝授方法としてまず相手を脱がし、ローソク垂らして熱がらせ、そんでスケスケ衣装でド突き合いする、という一連の流れが蛇姐さんらしい。…制作側の「なんとかして女体を裸体を!」という創意工夫が感じられます。


今んとこレイナさんにはこれといったモチベーションが薄く、本人もそれを気にしている様子なので、ラスト登場のクローデットさんはその部分を担う仕掛けになる、んだろうな。てことで、そろそろラストスパートか?


バスカッシュ! 11話。一行がやってきたのはタービンシティ…ってすげえな前だな。その名のとおり風車の町、セラさんの因縁の地でありデストロイさんのライバル邂逅がありダンさんは相変わらずフラフラしている。釘宮さんはみなのバラバラ加減にやきもきするのだが、そこはそれ風の町、いつかひとつに吹き寄せられるでしょう…と。


それまでゆっくり訥々としたテンポだった話を、「風」に乗せて一気に展開するラストの流し方はなかなか爽快。特にドラスティックな事件事故が発生するワケでもないが、こういうメリハリを付けてくれると印象が違いまさァな。チームの一人々々に発生する因縁の乗っけ方/出し方にソツが無かった。


舞台のタービンシティは風の町、ってことで基本色調は青と白。今までのオーカー系とは良い対比となってはいるが、古い町だということもあってやはり少々黄色にくすんだ雰囲気になっている。ふむ、やっぱ月に行ったらスコンと彩度が高くなったりする、ってことかしらね。