ソラカケ/咲

●うっかり録り逃してたらしきアニメを、ゴニョゴニョして補完。


宇宙をかける少女・16話。未だネルヴァルたちの行動目的はよう判らんまま、主人公たちは木星へと飛ばされてそこで喧嘩したり光見たりいろいろする、という話。んー、ここにきてまだ判りやすい「物語上の目標物」がないのでどうも話に傾倒し辛いな。些細なことで喧嘩するギスギス感の出し方は(キッカケも無く唐突な気はするが)割とエエ感じなのだけれど。「地固まる」の要素は来週かな。


それにしても、あまりに危機感の無い学校の人たちはどうしたものやら。いや、暴力教室状況にでもなっとけ、ちうことでもないんですがね。押井うる星的に「何故かメシや電気はある」ちう状況を疑いもしねえ人々ってのも、どうかなあ。


…てな感想を吹っ飛ばす、銀河万丈ネルヴァルのアヴァター姿に笑ったりしましたけどさ。いやあ、田中崇のおっさんも、こんなイケメンキャラやるの久々でないかい? あと、デュラハン幽霊さんにすがりついてるいつきさんの絵がやたらに面白かった。何もこんなペアリングにされんでも…いや、幽霊さんも実はすげえ重要キャラかもしれませんが。


咲-saki-・3話。…ああ、ここは「麻雀がドメジャーになった架空世界」だったのか! アレだな、プロあやとかがあるあや取り世界みたいなもんだな。なるほどねえとは思うが、個人的には現実世界のままで何の説明もなしに大量の麻雀高校生が出てくるヨ! みたいなバカ状況でも面白かったのだけれど。あきまへんか。あきまへんね。じゃ!


てことで宮永さんが全国へのステップを踏むまでの話。力量はあるが勝つことに対して腰が引けている彼女に、大きなモチベーションを与えるのはお姉さんの存在…そして、ちち小清水さんの友情である、ようだ。友情の方はこれからいろいろと試練や展開があるのだろうけれど、とりあえず家庭事情のめんどくささは何となく判った。もうお父さん、しっかりしなはれ。


抽選会場にてこれから出会うであろうライヴァルたちの顔見世興行。ああ、皆さん女性なのね…女性限定リーグだっけ? まいいや。皆さんキャッチーなキャラ作りが目に優しいというか何というか。そ、このアニメって基本的に、ジャンル的なストライクゾーンを割と古くさいまでに遵守するタイプの作品なのね。「麻雀」という要素はバックボーンではあるが、それが特殊であるだけにその他の「お嬢さんアニメ」っぽい所ではっちゃけると面倒だろうしなあ。…女の友情が芽生えて頬を染めるシーンでの「きゃぴらりりーん!」という効果音のベタ加減はどうかとは思うが、どうかと言われると「良い」と答えておこう。うん。


…あと、声優声で「ロン」だの「ツモ」だの言われるとホンマ、そっち系のゲームのようでありますな。