それ町

それでも町は廻っている・10話。スーパーナチュラルっぽいアソート回ですね。まずはAパート、町に忽然と出現した「穴」の話。なんかターミネーター出現跡というか七夕の国の人が来てたというかヴァニラ・アイスさん何してはるんですかというか、空間ごと球状に切り取ったような穴。それは一体何じゃろか、と思ったら謎の宇宙人みたいな人たちが出てきましたよ、の巻。あーそーだっけ、これ未来人とかタイムマシンとかアリな世界観の話でしたっけ。ねー。


すこし・ふしぎと言うよりは恐怖短編ネタっぽい感じでして、冒頭のウルトラQパロディナレーションの示す如く何だかスッキリしない終わり方ってのも徹底している。ラスト、あれでホトリさんたちがお亡くなりでは話が立ち行かないのでこれは番外編なのかしら、とか…いやそのまんま投げっ放しでも話としてアリではあるな、とか。とりあえず宇宙人みたいな人がガチで怖かったっす。うん。


Bパートは喫茶店婆さんの相方幽霊の話。そういや前にも出てきてたな、この爺さん。中博史声で憶えてましたよ。動物には見えるが町の人々には見えないまま、気楽にふらふらとツッコミ入れつつ生活(だか何だか)してる幽霊、ってのは何かあこがれる所があります。婆さんと心が通じ合ったか、ってなハートウォーミングに見せかけてヘッポコに振るオチもほのぼのしてて良かった。


この爺さん、一貫して影が無いってので幽霊っちうことを表現してんだけど…Aパートの屋上シーンで1カットだけホトリさんにも影が無かったんだよな。隣の紺先輩には判りやすく影があるのに。多分単なるミスだとは思うが…うーん、部分的に爺さんと会話してるような描写があったし、ひょっとしてホトリさんって半分ソッチ側の人だったりすんのか? 無いか。