ライドバック/みなみけ

RIDEBACK・6話。冒頭の提供画面に出てくる暴走族ライドバック、なんかスゲエそれっぽくてよろしい。そーだよなーこんなカッコしてんだからぼーやんも乗りたァなるよなー。てことで警察用白ライドを導入するためのキッカケとしての暴走族コテンパン作戦、その陰謀に乗せられてしまう弟さん、というね。


この一連のぼーやん的要素がなかなかアナクロかつ伝統的なソレであり、なんかちょっと和んでしまった。…伝統的っちゃァ、鉄パイプで一般車両攻撃したり高速で去ってゆく地面にぶっ転がされたりするシーンとか、映画版のAKIRAを思い出してこれはこれで別種の懐かしさがあったりしてね。一方警察への特殊車両導入要素と言えばパトレイバーですが、これは別にそない似てるとこはありませんでした。


そしてリンさんはまたもや先走ってしまう。多分この人はこういう性格なのだな。どうやら後半は戦争要素が絡んでくるようなのだけれど、戦闘力や行動力はともかく、こんな感じの独断専行バクダン娘ってのはセンソーには向かないような気もするな。ま、アクション作品の主役としては資質充分だろうけれど。


みなみけ おかえり7話。マコさんフィーチャー回。マコトさんとしては三女さんに疎まれ、マコちゃんとしては気に入られ、胸の無いのを気にしつつ股間のアレコレに悩まされたりする健全女装男子である。マコちゃんモードの時はともかく、マコトさんモードの時のしどけない横座り状況はどうにかならんのか。ならんのか。ならばよーし!


最終話のマグカップを巡る一連の事件、各人の役割やら話の転がり方やらがどうにも見事でよく出来てました。「なぜ同じマグカップを?」っちうスカしたようなオチに至るまで、なんかフツーにニコニコして見てしまった。「しまった」って別に、しまってもいいんだけど。あとまた唐突にたぬきむじな裁判ネタが出てくる三女さんの妙な引き出しに吹いたりもする。ついでにファゴットは昔話テイストBGMに欠かせぬなあ。