ライドバック/みなみけ

RIDEBACK・4話。そして紛争テロリズム、荒事世界の登場話。ああ見えて無茶しィのホットスパー心を裡に抱えているリンさんが、豊口めぐみの人をテロの手から救い出すまで…である。何となく「一部の重要人物の目に止まる」程度かなと思ってたらなんだか衆人環視大注目ですよ? これは…うーん、今後面倒な状況になりそうだなあ。


デコボコオタ先輩はまあともかく、表情が「嘲笑」と「無表情」しかない軍人さんとか、ネタのためならその他要素はカスと思っているマスコミ記者さんとか、登場キャラの類型化がちょっと気になる。周囲の状況が割とリアル寄りに描かれてるだけに(バリケード向こうの軍人さんのうろつき方とかエエねえ)、余計に。…全何話だっけ? 1クールならこういう割り切りは効果的だとは思いますがな。


ライドバックによるアクションは如例の楽しさ。高度のあるジャンプシーンが多くて気持ち良かったっすね。あーそうや、あの状況でライドバックで無茶する人が他にも居そうな気もしたな。リンさん一人だけってのがちと違和感あった。それほどライドバックって普及してないんだっけか?


みなみけ おかえり5話。素晴らしく季節はずれのプール話であるが、ここまで季節が反対だと却って潔いような気がする。…って次回も水着海水泳話なの? ははあ…これはまた、最終回で実季節と合わせてくるパターンですかな? ですかな? ま、どうでもいいかオモロければ。


てことで今回の話は主に泳げない属性を持つ三女さんがメイン。トシの割になまじっか考える人なので、困ったときにはどんどんと病膏肓状況になってゆくのが面白いというかいじらしいというか。泳げない自分をなんとかしよう! ならば水になればよい! よおし水を飲もうどんどん飲もう! うーん、かわいい。


あとは次女さんを巡る思惑の交錯、と。三女さんとは逆にとことん考えない人なので、その周囲が余計に考えに考えてドツボっちゃうパターンがしょーもなくも面白かった。あと、夕暮れの水面反射光をバックにシルエット状態でケリをかます次女さんの絵、やってることのどうでもよさと絵的なキレイさのギャップが小憎たらしかった。よし。