ラインバレル

鉄のラインバレル7話。敵首領さんの本部襲来、というかご訪問とヘンな人登場の巻。オーバーテクノロジーと首領さん(と能登嬢)は平行世界からの来訪者であることが明かされる。…ちうかよくある無数の平行世界じゃなくて、一つだけしかない別世界という設定なのな。SFよりも何となくファンタジィによくある設定のような気がした。イマイチ理屈は判らんけど、まいいや。


初回辺りのひたすらにとげとげしい雰囲気はちょっと影を潜め、敵ボス加藤の襲来と演説というマジな話の割にちょこちょこヘンなユーモアをはさんできている。「想像せよ!」が加藤機関の旗印でありどうやら彼らの根幹にかかわる思想のようだが、それを象徴するのが「カレー味カステラ」という膝カックンアイテムなのがなんとも。カステラをお題にエッラソーな演説を垂れる加藤さんが何やら愛らしい。


そして謎のヘンな人登場。軽薄で行動力があって強くて、さて彼が仲間になった理由は少々不透明であるのだが、とりあえずは何らかの頼りにはなるのだろう。たぶんあの軽薄な性格は仮面であり、異世界人か何かなのでしょうけどね。


今回の作画はちょっと特徴のあるシャープな画風ながら、よく動いてて楽しい絵だなあ、さてどっかで見たなあ…と思ったらアニメアール回でした。谷口守泰のおっさんも相変わらず第一線でがんばってらっさるようで、おっさん嬉しい。