ワンパンマン/キャロル

ワンパンマン・6話。武術会と怪人襲来は並行して描かれる。怪人側の効率的な襲撃戦術はその裏に怪人の組合があるからだった、というのは割となるほどではある。斧アツシ声の怪人首領とその参謀っぽい子安怪人の力量がどのくらいか、その辺は気になるところ。一方の武術大会は、サイタマに対応するみたいな「才能だけでバカ強い」人が出てきたものの、サイタマ自体はあんまり戦わないのでイマイチ盛り上がらないかな。てェかこっちのパート、今んとこあんまり必要性が薄いなあ。

●キャロル&チューズデイ・6話。小さなハコでのファーストライブの次がその1万倍の客前でのライブ。しかし実際に歌えるかどうかは判んない補欠扱い…という不安定な設定で、最終的に「歌えたけども客からはブーイング、おまけに後半はスターに乗っ取られて散々、されどギョーカイのディーヴァさんとかにはお目に留まったヨ」という。実際挫折みたいな結果なんだけど、本人たちは「あのクリスタルさんに褒めてもらった!」ってんでわあわあ言うてることでしょんぼり度合いを感じさせない。いいバランスだと思いました。一流人たちがそれぞれヘンにキャラ立っててよろしい。普段は安元声のごっついお兄さんだけどお歌は繊細なスキップさんとかね。あとクリスタルは真綾・変人のヨシュアさんは梶と贅沢なキャスト。検索したらお歌の方もちょっとないくらい贅沢な提供具合のようで、気合入ったアニメだなあ。