メイドガイ/銀魂

仮面のメイドガイ8話。ヘンな人登場の巻…ってこれはほぼ毎回当てはまっちゃうのだが、しかし展開早ッ! いきなり登場の新キャラはリズの兄さん、イケメンで「巨乳」しか脳内回路がなくてついでにギアス持ち。そしてお話は頭のてっぺんからしっぽまで「巨乳」ネタしかない。ホトホト呆れる。素晴らしい…のだろうか。


とか言ってるうちに、兄さんのギアスを避けるためにはのーぶらが必須なれどちちさきを見せるべきかギアスに陥ちるべきか…とか、何か知らんが妙にようできた展開になってきて大いに感心しました(←ちょっとウソだけどだいぶホント)。んー、いや、今までの話の中でもかなり身も蓋も無さが極まってて好きな回だ。マジで。


ニセ巨乳と仮面の姿で戦いに挑むリズさんの姿に「巨乳ハンター」を思い出したが多分無関係だ。あと兄さん役の高橋広樹が実にムダにエエ声でとても良かった。あとやはりコガラシさんはデキる人だなあ。おしまい。


銀魂108話。ヤクザ編の決着話。先週の語り起こしの仕込みどおり、この狂犬ヤクザっぽい人は忠実なる番犬でありました…という。かなり純度の高いベタ甘任侠ロマンスで、先週の大立回りといいジャンルモノへのアプローチが上手いよな、と思った。「若はワシが殺した」という台詞の、嘘にして真実であるその二重性とか、ね。あと、ぼたぼたと血を流しながら歩く雨中のお二人を一顧だにしない堅気の市民たち、とかもね。


こういうギャグの少ない人情話だと以前ならちょっと粗が出てたりしたんだけど、今回は2話という短編気味な長さでまとめたせいもあってか普通に楽しめたりした。ベタの見せ方が上手くなってきてる…のでしょうかねえ。あと先週に引き続き、内海賢二は最後まで内海賢二のままで銀魂キャラになってました。圧倒的だ。