ドラクエ8の後始末

●まーだドラクエ8をだらだらとやってたが、とうとうラス龍を斃してモンスター図鑑コンプした。スキルの種集めとかアイテムコンプとかやりこみ要素はまだあるだろうが、まーこの辺で一段落でもよかろ。ねえ。


●てことで一応の総合感想。事前の予想と比して、ほぼ完璧な「ドラクエ」であったのに少々驚きましたね。3D化してここまで元ゲーのテイストを掬い上げ、かつゴージャス極まりない世界を構築するってのは大概な労力であったのではと思う。


そうさな、世界といえば、今回のは何となく小ぢんまりとまとまっていて少し狭いような感じがしました。いや、箱庭ゲー好きのワタシとしてはこれ、誉めてますねんけどね。


まず外界の描写、これがかなりリアル寄りになりましたでしょ。今迄のシリーズの世界地図みたいに記号性が少ない。その結果、必死こいて走り回れば数十分で一周できる小惑星、っぽい感じになってますのよ。…何度も言うが、ワタシにとってはキズじゃないんですよ?


あとはほぼ固定パーティだったってのも小ぢんまり感に貢献してるかな。モンスター仲間や職が無いので(スカモンはあるが)、多くの選択肢の中からパーティ編成を考えるという賑やかさは無かった。全編にわたってカッチリとした印象を与えるシステムだったと思いますね。


うん、楽しいゲームだったな。次回作は据え置き機からは離れるようだが、ちと残念かも。この描画エンジン使って、メンツ入れ替えやら転職やら満載の大盤振る舞いゲームってのも方向性としてアリなんじゃないかな、と思っただけにね。…そうさな、今回ハッキリとは描写されなかった「七賢人」の話とか面白いんじゃね? なかなかエエ感じのバランスパーティになりそうですよ?


●余談。他のキャラではそーゆーことは無かったんだけど、トロデ王に関してだけはなぜか脳内で吹替え音声がフィックスになってた。辻村真人で。