FLAG

GyaoにてFLAG4〜6話。うーん、このじっくりとした語り口はちょっとワシ好みではあるな。なんせ6話まで来てやっとのロボ戦である。しかもロボットじゃなくて新型装甲車でも互換可能な話ですよ。…マジでそーゆー感じにしたかったんじゃなかろかね、監督連は。


てことで長いタメを経て敵陣突入の特殊部隊、ってとこなんだろうけど、これまでの「タメ」の淡々としたエピソードに妙にはまっちゃったワタシとしては「実戦に入るとどうかな」と思ってたんですがね。これが良かったですわ。極限までドラマチックな描写を排しつつ手に汗握る戦闘シーン。これは手練。


敵の姿は徹頭徹尾モニタ上のブリップでしかなく、人間性は排除されているのが却って怖い。峡谷空爆エスコンだし、本陣突入はFPSのノリ。グレネード撃ち込んだら熱源反応消滅。うわあ。そして淡々とミッションは続く。冷徹に事象を記録しつづけるカメラ。


今後どんどんときな臭い(今でも充分そうだが)方面に話は向かうのだろうが、こういうノリならぜし付いていきたい作品ではある。…しかし、ハッカーというキャラの描かれ方はどこの世界でも一緒なのね。みなうひゃひゃひゃ笑いしなきゃならん決まりでもあるんだろうか。