ドラクエ8のオーヴァーシー

●熱は下がったがまだちょいと腹が渋り気味。流石に昨日までのように「トイレに行けば水瀉便でGo!」みたいなことは無くなりましたがね。マジで食中毒だったのかしら。インフルなら揺り返しもアリなので、気をつけよ。


●さて、ドラクエ8は粛々と。寄り道ばっかりしてるので同行面子に煙たがられる毎日ではある。ヘンなイケメンのお陰をもって船を手に入れて、さらに寄り道三昧観光天国である。この世界には聖地が二つありまして、特に法王庁の風景はなかなかの偉容。ついでにやたら生々しい教会批判みたいなのも盛り込んであるのがドラクエ風味ですな。これ、アチラではそのまんま通ったのかな。


本筋の方では、現在へタレ王子のイニシエーションが終わったとこ。筋金入りのみっともなさが実に爽快な王子でした。もうアレだ、ドラクエ6のホルス王子が百戦錬磨の偉丈夫に見えるくらい。チャゴスと言う名前で、英語版ではCharmles。本人は「シャムレィ」だと主張するも、周囲からは「チャームレス(魅力なし)」と呼ばれる毎日らしい。妙な翻訳小技を効かしてんな。


●で、英語版と言えばですね、スカウトモンスターのリストを眺めていて気づいたことがある。ドラクエ8では世界中にいる特別なモンスターをスカウトし、闘技場で戦わせるというサイドゲームがあるんですな。それぞれのモンスターには固有名と二つ名が付いてまして、例えばエース・スライムのスラリン、という感じですわ。


英語版では大概ソレっぽくローカライズされた名前に変えられてるんですけど、その中にあって異彩を放つモンスターが何人かいらっしゃいましてね。それがこの4人。


キングスライム「ゆうぼん」  → Slime Creator「HORI」
スライム「アキーラ」 → Slime Designer「TORI」
ドラキー「すぎやん」 → Shadow Conductor「SUGI
キラーマシン「のっひー」 → Killer Director「NOHI」


…判ります? 日本版ではお約束のスタッフ由来モンスターなんですな。堀井雄二鳥山明すぎやまこういち日野晃博レベルファイブ取締役)。I音で脚韻を踏みつつ、元の意図を見事に汲んだ名前になってます。海外のコアなドラクエ(ドラウォか?)ファンもニヤリと出来る仕様。判りやすいように英語版の方には二つ名も入れましたが、ちゃーんと肩書きもフォローしてありますねんな。細かい。


とりあえず目に付いたのはこれらのネタでしたが、探せば他にも面白いネタはありそうですな。英語力ねえのでワタシはこの辺までですがね。


…どうでもいいが、「キラーディレクター」ってなんかすげえ怖いな。いろんな意味で。