デスノート

DEATH NOTE・14話。ライトさんはミサさんを殴りたい。彼の緻密な世界をしっちゃかめっちゃかに蹂躙しかねない存在だからだ。されどその力自体は捨てがたく、ダメモトで「Lを殺しちゃってくれないかなー、なんつったりして」と言ったら「いいよ」って返されたのでビックリさんである。何やってん何やってん今迄の艱難辛苦わーィ、てなもんだ。


いやァ、これは鬱陶しいわなー。前回もミサさんは困ったキャラだと書いたけど、ことライトさんの如きロジックで動く人間にとっては最悪の相性とも言える。獅子身中の虫にも程がある。オラなんかわくわくしてきたぞ、とは行きそうもない強敵ではありますな。


今回のサブタイは「友達」。既に「恋心」とかいう話をやってるのに今更? と思ったらLとの関係であった。それも、向こうさんから友情を振ってくるという意外性が良い。またこの時の山口勝平の演技がちょっとエエのよな。自然かつほのかな含羞があったりして。そして我らがライトさんはというと、その事を歯牙にかける様子さえ無いのがまた良し。少なくとも意識上は、ですがね。


冒頭のライトの名前呼び捨てにするのしないのの会話や、ミサ相手のリュークの反応(どーも! ハイよろしく!)の軽ーいギャグタイミングが良かったな。…あと、大学クィーンのお嬢さんの声がやたら微妙だったのでロール見たら、岡村麻純さんという方だった。どうもタレントの人らしい。こないだの松山ケンイチさんは判るが、今回のはどういう繋がりなんだろう?