ラグーン/パンプキン

ブラック・ラグーン16話。偽札作りのダメ姉ちゃん登場。長沢美樹のちょっとカンに障る声演技がこのキャラを良く現してますな。職人としてのウデはともかく、状況判断の拙さと納期の軽視、何より同僚の命の責任に思い至らない青臭さ。しかしそれはそのまま行動力に直結する要素であって、今後彼女を生かすか殺すか、さて。


なんぼほど替えのタマ持っとんねん、って感じの斉射シーンはバカでよろしおました。視聴者に「そらあの二人を怒らしたらこうなるわなあ」と思わせた段階で勝ちですね。エダの人は第二シーズン入ってから出ずっぱりだけど、確かにレヴィと並べて動かしやすいキャラではある。…そうか、ロックが来て一年か。そんでジョークが寒いのか。エダ姐さんが狙っとんのか。ヤっちゃえヤっちゃえ。


偽札女を追うためにならず者ども大集合、ってのは前のエピソードでもやってたけど、やっぱこういうのは安っぽくて大好きですねえ。フロリダ野郎が田舎者扱い。喉潰されて合成音声で喋るってギミックの人、元ネタなんだっけなあ。確かどっかの映画で見たんだけど…。


パンプキン・シザーズ4話。戦車と伍長、二つの暗黒面はここにおいてぶつかってしまう。…なるへそ、あの自動給弾装置はやっぱしオーバーテクノロジーでしたか。てことで、しばらくは明朗快活な懲悪譚は控え目になりそう、なのかな。


戦車という証拠の隠滅を図るスパイの人…なんだけど、スパイというよりはどっちかというとヤクザがダンプで突っ込むみたいな考え無しの破壊活動なので、ちょっとどうかなあ。なんぼでもやりようはあるだろうに、わざわざ新型装甲車を奪ってから破壊活動を始めるとは。…そのまあ、どうしても伍長vs戦闘車両のカードを組みたかったのは判るけどさ。


架空世界の兵器体系にあんまし言ってもしょうがないが、戦車ってそこまで素敵ウェポンだっけ? どうも随伴歩兵さえ要らないような超兵器みたいに描写されてますな。この世界にはまだRPGとかアンパン地雷とかは無いってことか。13mmドアノッカーという呼称には笑いましたけど。このノッカーは揶揄じゃなくて恐怖の表現なのね。


冒頭の悪夢シーン。赤と黒のきついコントラストと1コマ作画で歩く兵士、というかなり異常な絵でなかなか怖かった。そのままクライマックスの修羅場伍長に陸続きな描写ですね。冒頭が赤、こっちは(ランタンの)青、と対比的なのも面白い。青いBGに赤黒くほとばしる血液が鮮烈な印象でした。


すもももももも、ああ、また録画ミスった! 直前まで放送時間チェックした筈だったのにい。1話見てちょっと気に入ったりしたのにい。のにい。縁が無いってことなんですかね?