武装錬金/蒼天の拳

武装錬金3話。主人公が妹の制服やブルマを所望しつつヒロインはエロ本を見てから触手で縛られる話。各々のエピソード、どれもあと少し掘り下げが足らなかったのが残念である。うそ。


ちょっと落ち着いてきたかな。敵のちょうちょ仮面さんが体調不良にてちっとも動かないので、物語の方も少しメリハリに乏しい展開となっていた。折角の一週間期限というネタが、あんまり見せ所も無く過ぎ去っていったのは少々驚く。そこはイロイロ事件盛り込んだりしないの?


さいごの方のバトルもねえ。結城比呂のカエルさんは主人公を偶然見つけたというアドバンテージを生かすことなく、べらべらお話した上で仲良くバトル場所を移し、そこで「仲間に」ヤられるのである。「主はお見通しなんだよ」って、お見通して何するかってェと仲間が形勢不利になるまで傍観することなのか?


そのお仲間さんも、思わせぶりに出てきたと思ったらあっという間にヤられちゃうし。大体「敵は主人公の正体を掴んでいない」って伏線、あんまり生かされてないのと違うか? あと、最後に鳴った携帯はどういう意味だったの? 着信音で場所当てたとかいう無茶な仕掛け?


とまあ、なんかよく判んないことが多くて没入できなかった。再見したら判るのかな。


蒼天の拳2話。日本にやってきた李爺さんは、ケンシロウに衝撃の事実を伝え、その上で「拳さんの日本での生活を壊しちゃいけない」とそこを去り、亡き友を思って入水自殺するのである。…め、迷惑なおっちゃんやなあ! 死にそうな思いまでして日本に来たのに、ケンシロウの事情についてなんも覚悟無しだったのかいな。…まあ、こういう所に突っ込んでもしょうがないんだろうけどさ。


一方で李爺さんのイジメ主たる溥儀は、当然ケンシロウにいたぶられることとなる。心底子供っぽくてイヤらしい悪役描写はいかにも原作者らしいし、覚悟決めたら急にかっちょよくなってしまう唐突さもまたしかり。しかし重ねて言うが、溥儀をこんなスットコ野郎に描いてどっかから文句こないの? 大丈夫?


今んとこアクションもほとんど無く、なんか地味な展開ではあるな。うーむ…。あと、死兆星システムは今回無し?