夢の話は誰も聞かない・パーフェクト

●以下長くて内容もオチも無いので興味ない人はスルー推奨。そうでなくても夢の話ですから。


本日夢を見た、けど内容を覚えてない。なんかすんげえ悲しかったことと、そして「小説形式」だったことだけ覚えている。ヴィジュアル無しで字だけの夢。前にも一度だけそういうの見たけど、ヘンな気分ですよ?


以前夢日記つけてたが、時々こういう妙な形式の夢があった。小説形式・映画形式・マンガ形式。大概凝った夢になるんだけど、アニメ形式で見た夢は面白かった。以下は数年前に見た、その夢。画像も当時描いて日記テキストに貼っつけてたものである。


●夢を見る。アニメ・「痛快!ハザンボー」。


ちょっと未来の物語。八山坊(ハザンボー)はメカに強い元気少年である。今回ハザンボーたちは火星に観光に来ている。火星はテラフォーミングが進んでいて大気もちゃんとある観光地である。ハザンボーは名物の三色ヒトデを見ようと、火星の海に行く。


一人乗り軌道エレベータで衛星軌道から海まで一直線。ははあ、このままエレベータケージごと海中にはいるのかな、と思わせておいて海面上で急停止、床が開いて海にザブンのハザンボーであった。海中には確かに紫・黄色・赤の三種類のヒトデがそこかしこに泳いでいる。少々の知性もあるようで、なでてやると喜んだりする。


さて一方、観光客でにぎわう海岸に現れた不審なローブ姿の男(声・千葉繁)。なにやら巨大な機械を起動させる(この機械が具体的にどう働いてるのか覚えてないのが残念)。逃げまどう観光客達。「だーっはっはっはっは! 逃げろ逃げまどえい! 火星はワシのもんじゃーい!」その様子を陰からうかがっているのは、シリーズ通して姿を見せる謎の男(声・加藤精三)。「ふっ、良い男を見つけたな。これは利用のしがいがあるわい」とほくそ笑む。


それを目撃し「これはいかん」と機械の方に走るのはハザンボーの姉、長女のカナタ。彼女は電気エネルギーを操るという体質を持つ、なんか警察機構関連の女性である。

ふと見ると、ある建物の裏手の方に大きな電気供給車がある。どーやらカナタは有名人のようで、車の横っちょには「煙草吸うくらいにしか使えねーよ」と指から電気火花を散らしているカナタの絵(広告か何かか?)が描いてある。この世界ではそこそこ有名なキャラらしい。


トホホこんな所でこの絵か、と思いつつ調べてみると、件の機械にエネルギーを供給しているのがこの車のようだ。よっしゃ、ってなもんで車の後部のエネルギーカートリッジ部分に入り込んで、供給電力を吸収し始める。ローブ男は機械の調子がおかしくなったので再三確認しに来るが、間抜けなことにカナタに気づかない(ま、千葉繁だしな)。


カナタは「うん、なんとかなりそうじゃん」と思っているが、加藤精三声の男が放った火星ヒトデ型パトロールメカに見つかってしまう。カナタの妨害を予期していたか、ヒトデメカは磁力・電力を探知し操る能力を持っているのだ。見つかってしまって、カナタはピンチである。


カナタたちと一緒に来ていた次女のハルカ。彼女はいつも電気犬を連れている。
 
電気犬とはハザンボーの造ったロボットで、周囲のメカニズムを働かなくする能力を持っており、今でも電気犬の足下は草原のホログラフが解除されて赤い地表が見えている。この世界の火星は観光地らしく見せるために、未開拓の土地にもそれらしいホログラフがかぶせられているのだ。ミードっぽいデザインのわりに声がかないみかで「きゅ〜?」とかちょっとかわいい。


ハルカと電気犬はカナタを助けに行こうとするが、ヒトデメカの発する強烈な磁力に吸い寄せられそうになって断念、一旦出直すことにする。そのころ宙港は大混乱、地球や他の惑星に脱出しようとする人たちでごった返している。レギュラーメンバーの少年少女達も見える。「あー、今シャトルに乗ったらウィスコンシンに着いちゃうのか・・・それじゃ家から遠いなあ」とか言っている。


一方ハザンボーはのんきにも海中観光中で、なんかヒトデ達が騒いでるのに気づいている。向こうの方でヒトデ達がダンス状に舞い踊っている。「何だ? ヒトデ界の有名歌手でも来てるのか?」とかズレたこと言っている。さて、果たしてローブ男を止めることは出来るのか? 謎の悪役の目的は? カナタとハルカ達は助かるのか? 火星ヒトデたちの不思議な動きは? そしてハザンボーは一体何やってんだ? 


…と、ここまででAパート、アイキャッチののちCMである。ついでに目が覚めた。