侍/Blood+

SAMURAI7・14話。…っと、あれ? 5分ずれたァるぞ? 録画切れでラスト数分が判んなかったが、まあ支障は無いでしょ。多分。


てなワケで、トロイの木馬作戦で内部から野伏せりを斬り崩さんとするカンベエ一統である。やはり不安定なカツシロウはともかく、こんな戦いになるとキクチヨまでも頼もしく見られますな。今までそれほど感心しなかった「巨大野伏せりvs侍」のチャンバラも、今回のは立体的なアクションやケレンハッタリがあってかなり楽しかったです。


気になったとこいくつか。侵入を発見してあわてて去る野伏せりをやっつけて一安心、ってシーンがあるが、…こいつらハイテクの塊みたいなメカに入ってて無線機一つ支給されてないのかよ、と思ってね。こういう「異世界」を舞台とした話なら、そこら辺の細かい所がザルだと一気に醒めるからなあ。


あと、巨大野伏せりたち。よく見れば各々特徴的なデザインしてんだけど、画面上ではぱっと見、みんな同じようなカッコに見えてしまうんだよな。CGレンダリングキャラの見せ方にもっと工夫が要りそうな気がする。


Blood+45話。モーゼズはカイに「死んでくれ」と言うのである。先週来一気にBLっぽい本作だけど、やっぱ死ぬの殺すのってのが一番濃厚な関係だからね。ラストも、メガネと鬼太郎連れ立っての焼身心中で濃いィ濃いィ。


前の日記でジェームズの意図が今ひとつ判らんとか書いたが、ジェームズさんはどうやら普通にオカしくなってただけのようだ。確かに無駄だらけの作戦であって、芸術だの何だのの前にあまりにもツメが甘すぎるし。結局チクり行為しただけじゃん。軽い怨恨やのう。


しかし、シフ連の中でまさかルルゥが最後まで残るとは思わなかったなあ。最初のデザイン見たら、どうやったって美形の誰かだと思うぜよ。斎藤千和はそのための布石だったのか。


次回予告。沈鬱で真面目なカイとサヤの会話。沈んだままの口調で「次回、あした天気になあれ」。…あのな、今回の「てのひらを太陽に」もそうだけど、こんな予告タイトルをあの調子で言うヤツの身にもなってやれなってやれ!