普遍と特殊

●一昨日の「古い作品に対する評価」のことで、直接は関係無いながらちょっと思い出したのは藤子・F・不二夫作品についてだった。藤子氏は過去の作品を修正することの多い方だったようで、不適切な表現や間違った記述だけではなく、時代にそぐわない固有名詞なんかにも手を入れていたらしい。…ってことは、今ドラの単行本買ったら「ももぐちやまえ」などとは書いてないってことかな。


同じような志向の人に星新一が居ますね。彼も積極的に自作をアップデートしつづけた人であった。エバーグリーンであることの難しさ、でしょうか。


アニメ夜話ヤッターマンの回で「名作に二種類あり。時代を超越しているものと、その時代と不可分であるもの」という話が出てきたけど、ドラや星短編なんかは前者たらんとしてるってことでしょうな。無論、ヤッターマンは後者であるというのが番組の評価だったわけですが。


…未だ歴史の長くないコンピュータゲーム世界にも、名作に二種類あるのだろうなあ。時代を超えて評価されるゲーム、って何でしょうね。パックマンスーパーマリオか。ワタシはシレンパネキットがあれば充分ですけどね。