練馬大根/Blood+

練馬大根ブラザーズ最終話。えーと、ライオン矢尾総理が好き勝手やってから歌聴いて去る。そういうお話。矢尾総理はムチャな言動…いや、ムチャというかほぼ意味をなさない言動「しか」しない、という徹底ぶりがさすがこのアニメのラスボスだなあ、と。そして壊滅的な破壊(物質的にも精神的にも)をして去ってゆく総理の感想が「はた迷惑だなあ」で済んじゃうってとこがこのアニメの主役たちだなあ、と。


総評…って言ってもねえ。うーん、微妙な作品ではあったと思う。とりあえず当初の危惧たる「ワンクールのTVアニメでミュージカルってのは無謀では?」、結果まあ、無謀だったかなと。序盤数話で早々に「マンネリ」としか言いようの無い事態に陥っちゃったのは痛かった。その後いくらか盛り返したりもしたんだけどね…根本的には「着水寸前の鳥人間コンテスト飛行機の足掻き」でしかなかったなあ。


キャストに関しては、松崎しげるはやっぱ別格の存在感。あと、森久保祥太郎の抜け芝居は意外でおもろかった。あと今後、カラクリさんメインの企画があったらそれはちょっと見たいかな。


Blood+25話。サヤさんは何度目かよく判んないが決意を新たにし、小清水ヤクザ娘とやさぐれブン屋はシャワーとか下着とかそういう感じな一方、新生リクはその血に餓えた双眸を開くのであった。


ラスト近くの甲板上、お互いあっちこっち向いてるカイとサヤが象徴的だったような気がする。ひょっとしてカイの方がジョーカーとなるかな?