侍/Blood+

SAMURAI7・3話。遊芸稼ぎ人であるところのゴロベエ氏、頼りになる仲間としてパーティに加わる。待ち伏せの気配を察知して「…ご冗談を!」と破顔するシーン、あー、これはなんか記憶にあるぞ。カンベエが膝打って「おみごと!」…って、ここだけノリが古臭くてエエなあ。


そしてカツシロウは相変らず青臭くて危なっかしい。聞くところによると後半はオリジナル展開になるそうだが、何でしょうね、ひょっとしてこいつの成長物語になるのかしらん。それとも逆に獅子身中の虫となるか?


後景で何気なく目パチしてるキクチヨが妙にかわいいな。しかしコング桑田起用ってのはサムライ繋がりですかね?


Blood+29話。イレーヌ化石して死す。限られた作戦行動時間を持つ兵器として。…鈍なことに今やっと判りましたが、シフってェのはレプリカントのいただきだったんですなあ。これは気付かなかったワタシがアカンな。


人ならざる者としてのシフなんだけど、「頼むということを知らない」とかは少々ムリがありますよね。それ以外の行動や情動があまりに人間的だから。それでもまあ「ありがとう。…この言葉を使えて良かった」という台詞は上手かったな。


作画は少々頼んない回だったけど、ハジの笑顔を視聴者にだけ見せないとか、カイがサヤをイレーヌと見間違える(サヤが化石したイレーヌを持っていたからか、という含み)とか、演出方法がちょいと面白くてよござんした。しかしやさぐれ記者の人、理由が3つと言っといて4つ…って、あんたは「まさかの時のスペイン宗教裁判」か。