そのう、色々と

●練馬大根9話。ナベツネもどきがやってきて、松崎しげるを誑しこみ、大根畑を乗っ取らん。その背後には、ライオン印の大物政治家が居るようで…、で続く。


からくり刑事さん大活躍の回。とにかく手前勝手に盛り上がって落ち込んで喜んで大暴れ。定番の葛藤シーン、天使と悪魔がやっぱしユキカ性格なのがおもろかった。


…が、ちょいと絵のデキが残念賞でしたね。特に前半は口パクが壊滅状態。下手とか何とか以上に、そないスケジュールがえらい事んなってんのかな。


Blood+22話。始まりの地、動物園にてサヤとハジの過去回想編。まだ全てを思い出したのではないようだが、キモとなる記憶は戻ったか。


ショタ状態にして生意気なハジ坊やと、コルセットに釣鐘ドレスのワガママサヤ姫、の出会い。なかなかそのスジへのアピール度は高そうだが、ちょいと狙いすぎですか? いや、よく判らんですが。


で、CM明けたら成長完了のハジ。いきなしやなあ。彼は人外たるサヤの血によって、イモータルな存在となってしまう。「血を分けてあげれば…!」つって口移しにテメエの血を飲ませるサヤ、世間知らずの物知らずな描写が上手い。


ま、今回のような過去を知ったからってどうってことない気もするが、ハジとの絆を確かめる、という回だったのでしょうかね。にしてもラスト登場のソロモンは、話終わるまでずーっと「舞台袖」で待機してたのか。マメやな。


エウレカセブン46話。デューイたちは何やら策謀中、ゲッコーと反旗軍人の寄り合い所帯はその阻止へと道を急ぐ。いよいよ最終決戦なるや。そのころエウレカ組は、レントンが熱出したりエウレカが羽根生やしたりしていました。


うーむ、先週に引き続き、エウレカレントン組のイヴェントはどうもワザとらしくてなあ。熱を出すだの風が吹くだののギミックが「生」過ぎて、いかにも「必要だから熱出させましたヨ」っていう…虚構の弱さというか雑さが垣間見えて引いてしまった。なあ、要ったんかこのエピソード?


タルホ姐さんの「謝ったってしょうがねえので、お前らとりあえず手を貸せ」てな啖呵はやっぱ一方的に過ぎるよねえ。実際に同僚を殺された奴らは、あの反論で納得するかね? ゲッコー連、結構エエカゲンな理由で人殺ししてたよ? ホランドホランドで、チャールズの死以外はどうでもいいみたいだしなあ。


蟲師19話。虚空より下がる一条の糸、それは蟲による死の魚釣り…というか逆バンジー。インド魔術にこんなんありましたね。


逆バンジーシーンがなかなか真に迫った高低感で、人がわあっと飛んでってからゆっくりと落ちてくる草履が恐い。また後半、文字通り地に足の付かなくなった吹の描写も良かった。今回、こんな感覚的描写が冴えてましたね。…あ、大地丙太郎コンテか。そういや苦い薬服んでぐええ、な絵とかちょっとそれっぽい?


福井裕佳梨の浮世離れした存在感が、吹けば飛ぶような吹(まんま)によく合っていた。…しかし、Aパートで一旦ギンコがどっか行っちゃうと縁起が悪いっすねえ。


●新番組びんちょうタン。あ、アクセント「び」んちょうタン、なのね。原作とか出自はほとんど知らず。なんちうか、炭をそのまんま頭に乗っけてるとことか、アニメのキャラデザインとして少しこなれてない感じが「それっぽい」ですな。


んで、そういう記号的に突出したキャラが、地味ィでリアルで赤貧をウォッシングするような日常を過ごすんで、なんだか妙なテイストがある。デフォルトで「タン」付けなとことか、ちょっとこっ恥ずかしいなあ。


今んとこほぼスジはないんだけど、このノリで何話も行けるのかなあ。キャラは増えてくるみたいだけど。それと何だ、家をCGで回すっての流行ってんの?


●てなワケで午後はずーっとアニメ見てました。掃除洗濯お買い物は午前中に済ませて。…今でこんなグワイだとしたら、来期はどうなるのやら…。