Blood+

Blood+31話。カイの気分は実に浮かない。それはハジ言うところの「サヤの苦しみはサヤにしか背負えない」ということが判っているから、である。…その状態のカイとサヤを指して「仲直りしようよ」と表現するリクは、ストレートにしてちょいと外れてて男の子らしい。


そんなぎこちなくも暖かいエピソードの裏で、赤い盾の本部襲撃計画が進行している。今回はこういう「その裏では」てな並べ方がキーでしたな。ジュリア姐さんとヨロシクやんなさいよとからかわれるデヴィッドと、本部裏切りの一端を担いかけているジュリアの姿。三人寄せ集まって写真に収まる仲良さげな絵と、刻々と明らかになる裏切りの事実。…とかね。


カイとサヤは「仲直り」のキャッチボールをする。…えー、本日ワタシ、たまたま仲間内で「宇宙戦争」の不吉的キャッチボールシーンの話をしてたので、なんか可笑しいてしゃあなかった。いつカイがガラス割るのかと思ってさ。んで結局は「ボールがどっかなくなった」ってのはまた不吉な展開だなあ。みんな笑ってて音楽も穏やかだけど、なんか先々の伏線っぽいなコレ。


予告は矢島晶子一人二役。次週もそういうお話らしき。さて、どういう絡め方するのかな。