知能テスト的状況

●ウチからちょっと行ったところに水道局か何かの施設があって、そこは高い金網塀でかこまれている。金網のてっぺんにはご丁寧にも鉄条網まで張ってあって、そうそう侵入できるような場所では無い。


本日買い物の道すがらその脇を通りかかったら、道でお子様たちが遊んでおられた。が、少々様子がおかしい。件の金網にみなしてへばりついている。はて?


よく見れば年長らしき女の子、金網に指を突っ込んでいる。そして金網を隔てた向こう側の指は、辛うじてビーチボールをつまんでいる状態であった。…ははあ、それで立ち往生してたのか。


しかし何でまたこんなシチュエーションと相成ったのか判んないが、三人のお子様方は困りつつ面白がっているご様子。うん、こらアドレナリン出るよね。…ちょっとアレだ、竹ざおと箱でバナナを叩き落すサルの実験みたいな感じだが。


一体どーするのかずっと見てみたい気もあったが、まあとりあえずそこを去って買い物に向かう。立ち読みしたりゲーム漁ったり夕飯の材料買ったり。そして金網現場に戻ってきた。


…おお! 誰も居ないしボールも無い! てェことは彼ら、なんかかんか解決の道を見出したワケだ! あー、こら残って見ておくべきだったなあ。残念。


さて、どうボールを取り出したか。指先だけで金網越えてボールも投げられないだろうし。侵入できるような穴でもあったのか。何とかボールの空気を抜いて隙間から引っ張り出したか。気になるなあ。