アカギ/プレイボール/カペタ

●アカギ16話。先週見逃したけど、さてどうか。おお、これから試合の始まる所でした。良かった良かった。…そして今回もまだ、試合は始まりませんでした。つ、積み重ねるねえ。しかしそれに見合うだけの、重厚な狂気(?)の感じられる話でしたな。


賭けるものはカネと血液、という外道麻雀。この段階でもう相当気ィ狂ってるのだが、アカギは更に狂気を吹っ掛けてくる。自分の持ち点を1/10にする代わり、カネのレートは10倍にせよ、と。うーむ、一味違う人外やね。次回いよいよ対戦、透明な牌というギミックでどうなるか、ですな。


鷲津に津嘉山正種。一時期調子悪かったと聞いたが、確かにちょいとお声が頼りない。がしかし、この熱病的ジジイには合ってるかも。あと、二又一成が珍しくゴツ目のキャラやってて面白かった。


背景の地獄絵図、前回説明があったのかな。ゴヤのサトゥルヌスみたいな絵だったな。


●プレイボール4話。調子の良さげなナインだが、倉橋曰く「張り切っているというより浮かれている」。さて一方の言問には、岡村という秘密兵器があった…。


そして倉橋の言葉通り、隅イチのまま負けそうになる墨谷ナイン。うーん、ダメ野郎ども。こらいっぺん負けてしまった方がエエかもしれんね…って、勝抜き戦ではそうもいかんか。半田君も報われないことであるなあ。


倉橋のえげつないファール作戦によって、やっとこさ突破口を開く墨谷。そして結局負けてしまう言問であった(もう言問の方に感情移入してる)。泣くな岡村、いや存分に泣け岡村。その涙は必ずや君を強くするだろう。


今エピソードは、ナインの慢心とダメを見せる話でしたんかね。なんかすっかり相手チームを主役として見てましたが。次回からは少々心入れ替えて、初心で邁進…って、チーム分裂なの?


カペタ18話。資金問題で頭を痛める安藤、ドライビングに問題を抱えるカペタ。各々の気掛かりは口論をまねく。だがもなみさんは「いっぺん喧嘩やっとけ」と仰る。ま、それで解決はしないだろうが、お互いを確認するってのは大事だしね。


傷心の安藤くんは、休日に遊んでて「こんなことしてていいのか、俺たちのやりたいのはこんな事じゃ無いはずだ!」と決意を新たにする。チミは頑張りやさんである。か、あるいは「幸福貧乏性」である。いや、エエことですよ?


カンサイ社長の「自分らの裁量で出来る範囲、それが器だ。他人から金を取るという、その器がお前らにはあるのか」はエエなあ。このヅラ親父は良い要石になってますね。…昔アマチュアでバカやってたワタシにも、身に染みる言葉でございます。