スパイファミリー

SPY×FAMILY・7話。学校生活本格開始、初日の失点を取り返さんとダミアンへの謝罪作戦を敢行するもことごとに失敗する。これがロイドとアーニャの視点からの話。実際の所はベッキーと仲良くなり、また当のダミアンも、何というかその、ある意味特殊な好感情を向けられる萌芽がみられるという。視聴者/読者視点からだとこの実質上のエエ方向性が判るようにできてんのが上手いな。そしてダミアンさんは…何でしょうね。年下の女の子からぶん殴られることでそういう性癖が目覚めたと言えましょうか。…まあ品のない冗談はともかく、ダミアンさんは今まで正面から対峙されたことが無かったというのはかわいそうではある。そういや入学写真でも一人きりだっけね。

後半は教育って難しい、という話。スパイとしても一般教養人としてもデキるロイドよりも、ちょいと脳みそあったかい(上に類推項目が大体殺人である)ヨルの方が教えることには上手であること。口幅ったいがそういう相補性、それが家族であるってことよね。たまらず逃げ出したアーニャが、部屋で何とか勉強しようとして寝ちゃってる描写もよろしい。うん、全体にコメディの品がいいんだよね。そういうとこがウケる理由の一つなのだろうな。