プリテンダー

 ●GREAT PRETENDER・2話。主人公のケチな詐欺師がそうなった理由とどこへ向かうかの動機付け。ローランと比べると正直一枚二枚格の落ちる器ではあるのだが、それはそれなりに意地もあるってんで一矢報いる展開…だけどまあ、これで済むワケでもなかろうなあ。くじら声のオバハンがグルだったのはともかく、かつてはナイスバディのハニートラップ師だというキャラ付けがおもろかった。たぶんこれ、キッチリメイクしたらまだイケるとかそういうネタもありそう。あとローランが「仕切り直し」としてフツーに意図を外してる描写がいい。完璧すぎるキャラは物語的にその完璧性を崩されることが役割になりがちだからねえ。