●ヴィンランド・サガ・23話。ここまで策と狡知でマスターマインドやってきたアシェラッドさんが、スヴェン王のウェールズ侵攻という方策ひとつで全てひっくり返される、というどらまちっくな悲劇ですわな。あの決定的な驚愕表情が原作そのまんまなのが何か可笑しい。んで物語的のメイン舞台から一人外れて抜け殻ンなってるトルフィンは主役とも言えない立ち位置だが、しかしヴィンランドという内なる理想郷を求めている、というモチベーションからすると実はアシェラッド/クヌートと方向性は変わらない。実際トルケルこそ一番外れ者なんかもしれません…いや、彼も「真の戦士」という追求物があるか。とりあえず、次回のアシェラッドが見ものではある。