寒さの春は桜を見たり見なかったり

●本日は寒かった。またこっから暖かくなってはくるんだろうけど、とりあえずこないだコタツしまっちゃったのは早計だった。また展開するにはちょい手間なので、あんまり使ったこと無い電熱ストーヴを引っ張り出してきて寝っ転がる足元あたりに設置する。これでだいぶマシであり、暖かくなってきたらまたぞろシューノーすれば良い。

それにしても雨風が、主に風が強かったことだ。玄関から出ると足元に、枯葉や小枝など風に吹き寄せられた諸々に混じってただひとひらだけ、桜の花びらが地べたのタイルにへばりついている。あちこち見回してもウチからの視界内に桜の木は無く、それ故ただ一枚だけなんだろう。ここでワタシがいっぱしの俳人か何かならこれで一句ひねり出したりもしようけれど、そんな感性も無いので「ようこんなしょむないとこまで飛んできたものだ」と思うに留まる。

でぶちんのご多分にもれずワタシは暑い夏が嫌いであり、なのでこれから暑くなってゆくことが確約されている春も好かんのだが、まあ何だね。こうして変化があるってのは目先が変わってエエことでもあるってのはそうやね。洗濯物が一向に乾かぬのは困ったことだけどね。

●夕飯の買い物に出たら川をちょっと越えた辺りで桜の木を見つけた。風向きからして多分コイツやな。だいぶ花も落ちて葉桜気味になっているが、まあ桜色と緑色の斑模様ってのも活気があってよろしい。…花見してないなあ。