重い思い

●仕事帰りに夕飯や何やの食材を買い、そうだそういやビール…じゃなくて発泡酒…もといその他の雑酒が切れてたっけ、と思ってついでとばかりに購入する。普段はお休みの日に自転車で買いに来るんだけど、最近はあんま休みも取れないし今買っとこう、ワシってちゃんとしてるなあ、と思いましてね。


だからって自分の体力を忘れちゃうのはどうかと思う。仕事カバンと食材と350ml缶が24本ケース、ええと全部で大体10kgくらいか? ウチまでこれぶる提げて歩くのか? マジかワシ? マジでした。肺と心臓焼きつくかと思った。


●ワタシはだいぶ昔やせていて、ちょっと前かなり太っていて、今は割と太っている。成人してからの体重の上下を取ると20kg差程度。20kgですよ。それで一番太っていた時期でも「んー、ちょっと体が重いかなあ」程度で済んでたのが不思議だ。今のワタシはプラス10kg足らずでヒイヒイ言うてるというのに。


もちろん手で持つという方法の非効率性とかもあるのだろうけど、それにしても「人が太る」ってェ現象は実に効率的に、負担のかからないように、動きやすいように最適化されてんだなあ、と思いますよ。あの24本ケース二つ分以上のウェイトを体にアタッチメント。それである程度は普通に動けるのだ。生物ってスゲエよなあ。


なので、街でワタシのようなでぶっちい人を見かけたら「ああ、効率的な人だなあ」と思うように。スゲエんだから。多分。


●…ちなみに、試行錯誤した上で運搬に一番楽な体勢は「10kgのケースを頭に乗っける」でした。片手でバランス取るのは少々コツが要るものの、一旦乗っけてしまえば格段に疲労度が少ない。なるほど、いろんな国で頭上運搬してる意味がよう判りましたわい。欠点は人の目。