ニンジャスレイヤー/シドニアの騎士

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン・6話。サプライズ・ドージョーの一編。フジキドの立ち位置とキャラクタの形成に重要な方々の登場であり、そしてあとあとまで割と人気の高いヒュージシュリケンとアースクェイクの担当回。パッと見ィでは脳筋っぽいアースの方が思慮深気味ってのが特徴的なコンビであり、白熊寛嗣の声質はよく合っているところ。神経質そうなヒュージに代永翼ってのも「らしい」。個人的にはもうちょっと低めの声でもいいかと思うが、アースとの対比で言うならこっちの方が正解かしらねえ。

ドラゴンドージョーのお二人は秋元・種田ともにこちらもフィットしておられてよし。しかし秋元羊介ももう七十越えなのねえ…。ワシもおっさんになるワケだ。

アニメーションはフラッシュっぽい演出が再度増えだしてて、こういうテイストはもうアリやなって感じがする。冒頭のライオンのぬぼっとした絵に笑ってしまったよ。あの絵面は卑怯だ。そして紙芝居演出でもやたらとデカくてカッコいいアースクェイクさんがちょっとずるいなーとか思った。

シドニアの騎士 第九惑星戦役・7話。まずは先週の続きで重力放射線射出装置について。基本的には艦長ものり落合さんもシドニアのことを考えてアレコレやってるのはその通りなのに、なんでこう怖い台詞吐いたりワルモン顔で笑ったりしちゃうかな! ちょっと自分たちに酔ってますでしょ! ともあれ、まだよく判んない技術によって手痛いしっぺ返しを喰らったにも関わらず、小林艦長は「すげえ威力なのでこのまま研究するように」と言うのである。それだけガウナへの敵愾心/恐怖心が強いということでもあろうけど、しかし大概なウォーモンガーではある。とにかくイケイケドンドンが好きだってのは根っこんとこからそうなんだろうな。

とまあそんな世界情勢はともあれ、今回の本編は串ダンゴ式にラッキースケベorアンラッキースケベに出会う谷風さんがメイン。ツンデレ仄さんに慕われかけたと思ったら何故かサマリのねーさんに「光合成…したくなっちゃったな…」と言われるも急激な睡眠によりフラグ回避、イザナさんのアクシデンタルすっぱだかの後におふろシーン、である。何でしょうねこのラブコメエリートっぷりは。はずかしい台詞を聞いてしまったことがイザナさんにばれたシーンの、あの絶妙な気まず笑みは素晴らしい。いい表情CGしてるよホンマ。

そして相変わらずつむぎさんはあざといしかわいい。急な出撃にいってきまーすっつって手を振るとか、女子会(?)でおふろ入った時に無邪気に相手の弱点突いちゃうとか、いちいちかわいい。七並べ好きなんだ…。あとこの世界、「重力」という単語はやっぱり「文化」とか「電気」とか、そういうノリなんだろうな。何でしょうね重力おでんって。ガウナ風ロールキャベツってのも謎だけどさ。