ニンジャスレイヤー/シドニアの騎士/血界戦線

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン・7話。ナンシーさん初登場、ははあってことはコッカトリスさんとのバトル回やな、しかしあれ結構アッサリ終わる話だけどな…と思ってたら15分アニメの半分で終わった。そして後半はスガワラノ老…ってことはデッドムーンの話か。あっちはそこそこの分量あるし、こうして1.5回として構成するのは悪くないかもしれない。

ともあれとりあえずはナンシーさんである。ニンスレのお色気担当キャラ筆頭であり、尺の限られたこのアニメに於いてであってもわざわざ「8の字ちちしばり」したり、登場シーンはとりあえずちちとしりを映したり、うんとても判りやすくて良い。…この人、出てくるたんびにちち縛られてるイメージあったけど、読み返してみたらそれほどでもなかった。まあいいや。

後半の屋上シーンは嵐の前のタメってとこですね。この時期のフジキドがここまで普通の喋り方してんのはそこそこ珍しい。それだけに、誰がどう見ても「あーこれはこのまんまにはならんなー」と判るワケでしてな。ふむ。次回楽しみ。

シドニアの騎士 第九惑星戦役・8話。なんかどっかで見たようなアニメをみんなで見てるシーンからスタート。どうでもいいけどこれ、もったいないからホンマに作品化してくれんかな。ダメかな。まいいや、本編はどっちかっつーとフィラーっぽい話ではあるが、ワシがそういうの好きな上にシドニアの場合フィラーがメインっぽいところもあるのでなんも文句は無い。谷風さんがいろんなシチュエーションでラブでコメな目に遭ったりする、そんな回でした。

だってねえ、巨大つむぎさん相手にすっげえイケメン台詞吐いてポッポさせたかと思ったらエライカッコのイザナさんとちょねちょねし、その様子をおしかけ同居人3号となったユハタさんが見てぐぬぬしている、という…。何でしょうね、この王道主人公。挙句の果てにユレおばあちゃんの差し金によるイザナさんとのお泊りデートです。てェかユレさん、結構怖いよな。頸椎に爆弾は流石に嘘だろうけど、何かこう、イザナさんの為ならなんでもやらかしそうなトコがある。声も能登だし。…能登さん、もうすっかりそういう役周りよね。

つむぎさんは如例にてかわいったらしくてよい。巨大姿で(無重力なのに)そこらの構造材に座ってしょげ返ってるとか、あざといよな。こたつの中ですーってやってたり、この子はホント、中身は「よくできたお子さん」なんだろうね。

血界戦線・9話。メインの話は先週の続き、ザップさんの師匠とザップさんの弟弟子が出てくる話。半魚人のツェッドさんは兄弟子のザップさんとソリが合わないが、イザとなったら息を合わせて敵を討つ…ってまあ、あのザップさんとソリが合うような人ってのも限られてくるでしょうけどな。根がマジメっぽいツェッドさんではなおさらムリだろう。しかしまあ、人の常識を超えたようなあの師匠とフツーに会話して憎まれ口を叩いてるザップさんのシーンはあれはあれで良かったなと思う。師匠ってあんなナリでも一応人間っぽいトコあんだなーってさ。そのあと弟子を押し付けてどっかいっちゃいましたけども。まあ。

一方のホワイトさん側の話は割と根の深いところまで進みつつある感じ。ホワイトとブラックの関係性はそのままレオとミシェーラのそれであり、だからこそホワイトがレオに対して思うところ、レオに対してやろうとしていることへの「心を押し潰されそうな痛み」が際立つのであろう。世を諦観し冷笑を浮かべる彼ら双子に憑いた存在は何を思う。彼の名前が「絶望王」であるのはまさかに意味の無いことではあるまい。絶望、またこれは強い意味の単語である。…単なるメロドラマチックな悲劇で終わりそうにない、のだろうかねえ。

堅物イケメンな半魚人のツェッドさんに緑川光。相変わらず贅沢なキャスティングを平気でやらかすアニメではある。ガッツリ「エエ男」の演技をやれる辺り、このおっさんの力量もまだまだイケるなーと思います。まさか緑っぽいキャラだから緑川、じゃないと思いますけどね。…そういやツェッドはともかく、オブライエンってファミリーネームってことはこの人アイルランド系なのかしら。まあその、裸獣汁外衛賤厳さんとかが出てくる時点で、名前なんてものにあんまり意味はなさそうではあるけども。