●絶園のテンペスト・21話。まるで軌道エレベータみたいに（そこまで高かないけど）そびえ立つ巨大なはじまりの樹。姫さまが居なくなったとたんにコレである。んで当の姫さまは過去の世界においてアイカさんと対峙、なんかかんかで大立ち回りの末にぶっ倒されちゃったのである。何とかアイカさんの死を防ごうとするもかなわず…いや、正確には「悲劇を避けようと」していたのかな。
物語のネタ的に、ある人物の内面が描写されると負けフラグ、ってのがありますわな。しかしアイカさんは戦闘中におセンチな回顧をしつつ、そのまんま押し切って勝ってしまう。上記のフラグってのは要するに、前回の感想でも言うたところの「人間性の付与」なのだけれど、アイカさんの場合はその人間性がごんぶとくてキャラの強さの方に直結しちゃった、ってとこだろうか。結局アイカさんは自死を選んで走りきっちゃったのだが、さて、次回の予告でも喋ってたしどうなることやら。アレも死んだ後の回想シーンかもしれんけどね。
はじまり／絶園それぞれの樹についていくらかの補強理論が出てきたけど、あのSFっちいネタがそのまま正解かはまだ判んないとこだな。あと姫さまとアイカさんのアクションシーンは結構な見所作画になってて、とにかくカッチョよろしかった。流石はボンズであり、こういうバトルも外さんね。
