あっちこっち建造物

●こないだから近隣でちょっと話題になってる新装大阪駅に行ってきましたよ。ええもちろんお仕事の都合で伺ったのであって物見遊山じゃありませんけどね。ええ皆さんは黄金週間でよろしございましたな。お休み終わってやあいやあい。ゲヘヘ。


ああ駅ね。要するにホームを挟むカッコで駅ビル二つ建て、その間をナナメにでかい屋根つけました、っちう状態。流石にここまでの巨大構造物は見ごたえありますが、縦横ナナメの割と単純な構成なのでデザイン的な突飛さや衝撃はそれほど無い。その辺は京都駅の三次元的広がりの方が見てておもろいかな、っちう気はしました。まァそんな素人感想はどうでもよろしいか。


バルコニーみたいな通路から大阪の中心地区のビルを見る。こっちの方角から眺める機会があんまり無かったので割と新鮮。眺めてて思ったのだけれど、大阪キタのこの辺のビルってホンマ、向きがバラバラなのな。ビルの直方体の面がきれいに揃った方角を向いていない。そらこのノリで地下街も通ってるわけだし、迷路迷宮にもなるわなあと思う。


この不整さは好きですよワシ。視覚的な変化とメリハリがあって、とても味わい深いと思う。向きだけじゃなくて形状も変化が多いしね。相変わらずヒルトンは突っついたら倒れそうな薄さだし、丸ビルはブルボンのピッカラみたいな筒だし。…いやまあ円筒形なんだからプリングルズでもギャバンでもエエだろけど、丸ビルの喩えとしては何故かピッカラとかその辺が似合うような気がする。よう判らんが。