●のだめカンタービレ フィナーレ・4話。酔っ払って午前様帰宅の千秋さんは、すっかりダメ夫状態でのだめさんに詫びるのである。てことで、割とアッサリ二人のすれ違いは軌道修正されました。まァこの経験がこれからの展開にどう影響を与えるかはまだ未知数だが、のだめさんも「しかたのないこと」だと感じているし、ね。何かあるとすれば次のルイさん／千秋さんのコンサートですかね。ただ今は「一緒にいろんな物を見て」過ごし給え。
後半はターニャさんの話。彼女も割とめんどくさい人ではあるのだが、決して薄っぺらな人ではない。意地があり気骨がありついでに（自覚があるのか知らんが）口やかましい彼女は、しかし何故か…いや、だからこそ地味な黒木さんに惹かれてゆく。オーボエの技量が良いから、は表面的なことだよな。しかし寝てる黒木さんにちゅーして「きゃー」とは、こらまたなかなかのギャップ娘。あの濃いィ外見（失礼）ですもんねェ。
割と気の毒な役回り（ほとんど物語のための道具に近い扱い）であった入学失敗娘さんですが、これ再登場あるのかな。ちとキャラが弱いのでこれっきりか？ 彼女が黒木さんに「ターニャさんが怖い」ちうてるシーン、影の中に歩み去るという状況とちと不安定な構図がなんか良かった。この子の内面の不安がチラ見えた感じでね。
●はなまる幼稚園・5話。Aパートは土田先生の浮気疑惑について。…浮気？ 疑惑？ まァその、アンズさんたちの考えることですからそこら辺はね。てことでアンズさんたちの日曜探偵講座、である。浮気の証拠を探してツッチーの休日行動を尾行し、そしてショボい行動に幻滅したり同情したりする御一統でありますが…いやー、独身男のプライベートにおけるバカ行動は許してやれ許してやれ！ そこはしょうがない、しょうがないんだよ！ …ちうてもアンズさんたちにはちと早いですかね。
でも先生とサクラさんよォ、ゴミ棄て注意してくれたヤクザ屋さんを指して「あんな連中」は無いのと違いますかねェ。アレはほぼツッチーのダメ行動でやんしょうに。
Bパートは三人組最後の一人、コウメさんの初恋話。キャラ的に非常にストレートな「オクテでドジな女の子」でありそうそうラフにいじるわけにもいかず、割と真っ当な初恋告白話になってましたな。相手のユウくんの完璧超人ぶりに安心する。アレで「実はダメ男」みたいなガッカリ話になっちゃうとコウメさん立ち直れそうにないもんな。「ありがとう」のシーン、てててっと土田先生んとこに走り寄って裾を持ってからやっと言えた、という描写がなんかありそうでエエな。引っ込み思案のお子さんが頑張ってるヨ、ってな雰囲気がよう出てました。
…あとはまあ、ヱヴァとハガレン。前者はガイナつながりでまあ判るけど（それにしてもそのまんま出るかー、とは思ったが）、イシュバールとはまた唐突やなあ。何つながりだ？ それともこれ、原作そのまんまだったりするのか？
