ジョブスさんたち

●何かテキトーなドリンクを買おうと入ったコンビニで、何故かドリンク買わずに週アス増刊の電脳なをさん傑作選を買ってしまう。何故? ま、テメエで「うほう、これ下さい」って買っといて何故も何もねーよな。


アチシはマックユーザでも何でもないが、うーん、電脳なをさんは好きだ。そのあまりにもピンポイントなパロディ要素もさりながら(第一元ネタがよう判らんのも多々)、そもそも何百回にも亘ってパロディでもってマックネタをやるという気ィの狂ったギャグマンガ家根性はどうしたものやら。…その上でちゃんとオモシロいという、そのサーヴィス精神はどうしたものやら。


アレですな、このマンガの根っこには「普遍的な特殊性」があるのだな。…なんか上手いこと言おうとして失敗した感がアリアリだが、まあいいや。要するに皆さん、ちょっとでもオタ気質な者ならば、誰しもマイナー物件を愛用したことによる悲喜こもごも経験をお持ちでしょう、ってこった。わき目もふらずベータに縋り付いてたとかさ。ハイジもヤマトも見ずに猿の軍団見てたとかさ。ワシはメガドライバーFM-7ユーザであったのでしたが、そういう状況下における「重箱の隅」なネタは、その構造だけで妙に面白かったりするのよね。簡単に共感できるからなあ。


とまあ、そんなことをぐだぐだ言わんでも、身も蓋も無い唐沢ネタのひどさを楽しんでればそれでいいんですけどね。何でそんなに獣姦ネタ好きかなあ。しかしやっぱこういう傑作選ってのは結局「他のも読みたい!」てなことになって出費がかさみがちでんな。商売上手いなちくしょーめ。


星野之宣パロディの回の「今回も大変そうだなー 模写」って台詞が印象的でした。がんばれなをさん。