キャプテンアース/ジョジョ

キャプテン・アース・8話。デザイナーズチャイルドが敵となりそうなのでそっちに行って阻止しようとするご一統。当然ながらアマモコのお二人も遊星歯車として覚醒させ、自陣営に引き込もうとやってくるのである。お台場のカジノにて、自らの運命を知らずに舞台に登場するのはジン、a.k.a.ジンバルトさん。名前の由来は何でしょう、機械的な存在だってとこでジンバルがそれなのかな。ワシ的には「腎張り」という単語の方が先に浮かんだので、ははァんこの人スケベエなんだなと思っちまいましたが。まいいや。

人間としてどうにも現実生活に倦んでいる、アンニュイなキャラから一気に攻撃的でサディスティックなキャラへ変貌するジンさん。内山昴輝さんの内にこもっているような少年演技が割とはまってますが、笑い声がちょいとたどっちいな内山さん。不安定な少年っぽくてエエっちゃエエけどね。…あとまだ数人デザイナー子供さんが居るようだが、全員敵になっちゃうんかしらね。グローブ陣営としてはなかなかキツい事態ではありそうだが。あと、何か社長さんってマジでパックに手玉取られ状態なの? まだ裏があると思いたいけどねえ…単なる道化では敵ながらちとかわいそうっすし。

今回巨大ロボ関係が両陣営ともに使用不可な状況であるが、そんかしコアロボや機械朋友やらの中サイズロボがどたばたと動くのでアクション的におもろかった。列車偽装の射出カタパルトの発射シーケンスとか、あれはあれで少年心に訴えかけてくるものがあるよな。ま、ド正面のロボバトルがあんまし多くない作品なので、その辺の補完とかしてくれるともっとエエんですけどね。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース・8話。ポルナレフVS呪いのデーボ戦。先週に引き続き結構なホラー映画テイストのエピソード、っつーかまァぶっちゃけチャイルドプレイとかのアレである。なんかあんましかわいくない人形が牙むいて襲い掛かってくるという、ね。生々しい肉体ダメージ描写の多い本作品だけど、今回は特にカミソリで踝を削ぎ落とされたり「キンタマ以外を切り裂かれ」たりと、イタい絵面が多い。一番キッツいのは顔面だけキレイに切り落とされたルームサービスやよね。これ、ジョジョの中でも結構上位にくる「ヤな死に方」じゃなかろか。

今回のバトルはなんかやたらとよう動いてましたな。小柄な人形が縦横無尽と言っていいくらいにびゅんびゅん飛び回ってて、どちらかというとすげえ作画アニメってワケではないこの作品としては例外的なくらいの絵ではあった。うん、こんなんに襲われたらそら怖いよね。あとそれほどの危機であり、電話でスタンドに襲われてんぞと伝えたにも関わらず「お前時間にルーズやぞボケ」と言われちゃうポルポルくんがかわいそう。そういう扱いのキャラになっちゃったんだなあ、もうこの時点でね。

次回は強敵、黄の節制のハンサム顔の人。偽花京院演技が今から楽しみです。それとあと、テンパランスの脅威を伝えるジョセフの透聴シーン、やっぱネコドラくんは無理だったようですな。なんなんだろあの小動物。怖い。