●新番組・レンタルマギカ。詳細は知らず、ははあスニーカー原作ですか。竹尾ワッ太ゼネラルカンパニーみたいな少年社長会社のもと、色んな魔法使いさんがゲゲゲな事件を解決する話…なのかな。
まずはキャラのデザインと設定の記号的過ぎる味付けにちと躓いたりする。主人公の邪眼使いに関西弁メガネにツインテ妹に…って、何だか二次的なパロディ作品みたいだ。どっちにしても「この作品ならでは」な要素は希薄であり、熱烈なジャンル愛好者とは言えないワタシにとってはどうもフックに乏しいな。
あと、冒頭シーンの魔法的大暴れや同業者と歴史の状況を見て「この世界では魔法や呪法ってありふれた概念なのか」と思ったら同級生に「荒唐無稽」とか言われてるし、どうも設定の強度がよう判らん。ちゃんと設定があるだろうことは疑わんが、その表出がおざなりなような気がする。
事件の解決に至るまでも妙に軽い。うん、まあ、過剰に重くせずストレスを感じさせない作劇方針ということなんだろうな。何だかんだでエピローグのツンデレ鍔迫り合いは楽しかったし、それでエエっちゃエエのだろう。…うーん、次回以降見るかどうかは不定ってことで。
