アカンときにはとことんアカン

●腕時計の電池が切れたので交換しようと思った。テメエで裏蓋外して電池換えることができれば良いのだろうけど、なんか色々と道具が必要みたいだし、まここは専門の人に任せておくか。…交換料金があんまし高価かったらまた考えよっと。


などと思いつつ近所の時計屋に行く。行ったらチケット屋だった。そのチケット屋も潰れてた。あっれー? ここは割としばしば通るとこだけど、もう時計屋じゃなかったっけ? いやあ案外観察ってしてないものだなあ。まいいや、他の時計屋を…って、すでにこの時には気づいてたのですけどね。そうなんだなあ、もう世間には腕時計なんかしてる人間は希少種なんだよなあ。それは店も潰れるであろう。これは…ひょっとして…。


案の定、ウチの近所には時計修理なんかできる店は存在していないのでした。DIYショップに行っても「電池交換は店頭では行っておりません」とある。そーかー、もう時計屋さんはなくなっちまったのか。昔時計は宝石や装飾品と同じ「小さくてバカ高価いもの」カテゴリだったので、多くの場合それら両方を扱う店になるのだよと高校時分の先生に教わったなあとか、余計な話ばっか思い出されます。


それにしても、おいおい電池の交換はするとして、とりあえず出先で時間が判らんのはちと困る。しょっがねーので百均で腕時計を買いました。これでしばらくは持つだろ。以前買ったのも何だかんだで一年以上動いてくれたしなあ。…しかしこれ、なんかすげえ恥ずかしいデザインだなあ…。エエけど。