キスダム/グレンラガン

キスダム6話。敵の情報調査と武器調達のためにダンジョンに入ったら彼我のレベル差がありすぎまして、その間に本拠地の方も高レベルモンスターに襲われちゃいまして、というお話。村民ほぼ全てが死亡という大惨事はともかく、折角再登場したロボまで全損にしちゃうのな。基本的には超人バトルアニメ、ってことなのかしらん。


前回と似て判りやすい展開なのだけれど、どうもせわしない印象を受ける。特に地下基地でのクライマックスバトルは、今までのこの作品にありがちな「何がどう動いてるのか伝わりにくい」コンテが切られてて首捻り気味だった。連発される人死にシーンが、凄惨さというよりは散漫さを生んでたような気がする。


シーンごとの作画クォリティの差はあいかわらず。それでもだんだんエエ方のシーンが増えてきてるのかな。冒頭のおさげお嬢ちゃんの動きがピコピコしててかわいかったっす。


天元突破グレンラガン7話。開始早々いきなりの無茶なアクションを経て、ほぼ全編にわたってバトルシーン三昧の回。なんだけど、贅沢言うならちょーっとテンポのツメ方が足りなかったような気がしました。個人的な好みに過ぎぬが、バトルシーンをこの75%程度の時間でツメて、余り分を後半の日常シーンのタメに使う、ってくらいで良かったのと違うかな。


カタカム…もといカミナの大グレン団結成、「仲間が大集合!」という流れはなかなか燃える。集合者にご新規さんが多いので、ちと思い入れに欠けるのはしゃあないか。それでもキタンとダヤッカの登場シーンは割とキましたですね。一方でカミナには(地下の村以来の)不安定属性が継続付与されていて、今後の展開が気になるところ。…ま、無茶と無理の違いはワタシにはよう判りませんでしたが。


上でアクションシーンのテンポについて言うたけど、作画自体はまた異様に燃える勢いで良かったなあ。敵要塞ガンメンの初弾の絵、カメラの追っかけと傾きが気持ち良過ぎ。直後の圧倒的な偉容をかもし出すシーンもグゥ。


閑話。あの白銀ガンメン、ヴィラルさんの乗機だからエンキだろう*1と思ってたが、アニメ誌見てたら改修後はエンキドゥという名になってんのね。てことはシュメールつながりというネタもあるのかもしれない。エンキからエンキドゥじゃ弱くなってんじゃん、ってのは言わぬ約束で。

*1:エンキ・ビラルね。VとBの差はあるけれど