デスノート/エマ/らきすた

DEATH NOTE・27話。Lの後釜は白い人、その元相方は黒い人。双方ともLに連なるある種の異形さを併せ持ち、そしてその基本能力はあなどれない。各々の思惑で動く新たな敵どもを相手に、ライトさんは如何に闘うべきか。いやいや二正面作戦はキッツいでェ。


ははあ、あれから5年も経ってんのか。「これで計画への障害は無くなった!」と大見得切って宣言した割にどうも悠長なことで、ライトさんほどの行動力と頭があれば大概なことができてそうな気がするんだけど。「不幸なほのぼの家族」をやってる場合かいやい? まァ妹さんの誘拐が起こっちゃっちゃどうもこうもおまへんわな。


ニアさん役の日高のり子は意外なキャスティングながら流石の存在感。経歴の中でも珍しい役柄ではなかろうかですよ。タイプキャスティングで安定感のある佐々木望メロとともに、良い感じの新キャラだと思う。


…しかし「SPK」とか言うてたが、そのKはキラの意味なの? (検索中)そうなのか。いやー…それはカッコ悪ないか? 「一見平凡に見える呼称」てな虚構的カッコ良さが好きなんだが。わざわざ「シークレット」と名乗る秘密部署も無いもんだと思うし。


英國戀物語エマ 第二幕4話。ウィリアムとエレノアはお互いに良い影響を及ぼしあっているようだが、そこに井上喜久子声のヘンな人出た。ガラガラっと馬車が爆走してきて扉が開いたらしどけなきレディが艶然と微笑んでんだぜ? すげえな。そんでこの人が一筋縄ではいかぬのだ、という。


結局このシスコン姐さんの暴走によって却って二人は結びついちゃう、という流れは皮肉で良い。まァこれだけの傑物でも出てこなければ動きそうもないぼっちゃんだったからなあ。いや傑物ですよ、だってこの人が動けば雨が降るのだ。この辺の描写は勢いがあって(ありすぎて)楽しかったな。


という幸せな流れに、エマさんがやけぼっくい持って飛び込んでくるワケだ。ああ、こうなるとエマさんの方が霹靂なのですなあ。次回はドレス姿をご披露されるようで、楽しみに。


らき☆すた5話。例のネタだか何だか判んない監督交代後の初回であるが、作品上は今回の方が「監督の力量」として上なのかどうかはよく判らん。話の連続性に重点はあったような気はするが、それはネタチョイスのせいかも知れぬか。どうか。さあ。


あ、今回は立木文彦とくじら出た。立木さんの使い方があまりにもヤッツケであってワタシは好きだがあざとくもあるがまあ別にいいや。EDは毎度々々の平野綾ネタ発表会、しかしいろんな引き出しを持ってるお方ではある。良いのでがんばれ。


あと、CMでは「ほのぼの四コマ風アニメ」つってて、この「風」ってのはつまり「似てるけど違いますよ」って意味であって、つまり「ほのぼの」してねえんですよってこったろうなと思った。