●あ、らぶこん見逃した。…うわ、予約してねーや。ミス。
●キスダム3話。仲間、悉く死すべし。世界、須らく滅すべし。破滅の糸を引く獅子身中の虫は指令その人であった。今まで思惑ありげに動いていたのもあり、この裏切り行動にもまだ裏がありそうな雰囲気であるが…未だ世界の謎は多い。
とまあそんなことより! てなもんだろうな。とにかくあまりの混沌加減であって1話2話の不備がかわいく見えるほど。■出来上がっていない絵 ■繋がらないコンテ ■ダイジェスト過ぎる展開 のおかげでほぼ前衛映画のような出来上がりでしたなあ。部分々々の作画は悪くないので「ひょっとしたらこれはそういう狙いなのと違うか」と邪推してしまいますよね。うそだけど。
ま、そうでなくても「伝説の存在になったのか確かめるために、戦闘で忙しいさなか同僚を銃撃する隊員」という脚本なんかも理解しがたいけどね。ただのガイキチじゃん。…うーん、次回が楽しみなような苦しみなような。
●天元突破グレンラガン4話。腹減ったので危機一髪となるが、モグラの尻尾がンマ〜イので助かりました、というお話。やっぱ持つべきものは携帯非常食だよね、という。
こっちもどうもチグハグな流れの回でして、何かにつっかえつっかえ進んでるみたいな演出はちと困り気味。「合体は勢いだ!」のテーマに寄り添ってなかったなあ。小林治の作監仕事は、癖があると言うよりは明らかにメカ作画と乖離してた感じ。人間の体のアウトラインをあまり動かさずにフリを付けるやり口は、バカと勢いが重要なこの作品にはあまり合ってなかったような気がする。
あとカミナ兄貴の特訓シーン、岩を投げられて逃げ回ってるのは生身のシモン? それともラガンに乗ったシモン? なんかゴッチャになってませんでしたっけ。この特訓シーンがイーカゲンだと後の展開に響くんだけどな。
あんま関係ないけど、小林治って「あの」小林治だったのね。小林誠の弟さんの。いやー、ドラゴンズヘブンのメカデザインの人とBECKの監督の人が頭の中で繋がってなかったよ。だってさー、同じような(似たような)名前の人多いじゃん業界に。だからてっきり別人かと。…お兄さんも同名異人多いんだよな…。