とっしょりの繰言

●ウチからちょっとだけ離れたところのコンビニにのぼりが立ってて曰く「昭和なつかしレトロフェア」だそうだ。そういえばこのコンビニの専属モデルはおそ松くんとこのチビ太さんだっけ。レヴィ・チビタじゃない方のチビタさん。なるほど、理に叶ったフェアじゃわいな。よく合ってる。


などと思いつつ、考えてみると自分が楽しんで過ごしてきた時代の一部は既に「レトロ」枠に片足突っ込んでんだなあ。こりゃトシも取るはずだわ。しかし昭和々々と申しましてもいささか広うござんすよ。まさか肉弾三勇士とか東京ブギウギとかをフィーチャーしてるワケじゃないよね? 入店してないから判らんけどさ。


●ちょっと前呑んだ時の話ですが、定番の言い回しである「自分らの世代が作る側に回りはじめた(から、感性の合う作品が増えてきた)」ってのはもう古いわな、ってヤツ。いやこういう表現は古の昔からあっただろうけど、ワタシらはすでにそう表現するにはトウが立っちゃってるなあ、ってことだ。


上の「自分ら」を「オタク」と入れ替えたらもっと判りやすいのかな。とにかくもう「自分たちの世代は作る現場から離れ始めている」んだよね。統括したり管理したり。じゃからもうダメさ。いやダメじゃないけど。そらトシも取るわなあつながり、ってことで。


今大学くらいの人たちは、今後世間がどんどこ自分たち向きな作品だらけになるので楽しいよ。あーその、同世代だからこそ判るうざってー作品もどんどこ出てくるのではあるんですけどね。まそれはそれで。