●新番組・ドロヘドロ。二期はいろんな配信サイトでやってるようで、アポカリプスホテルと同じくレミノというよくわかんないとこで課金なしで見られるのでそうする。前期やったんがもうだいぶ前だと思うが、その時にも書いた覚えがある文言として、ものすごくラテンアメリカ文学的マジックリアリズムの味わいが濃厚に感じられる。大枠の物語もそれに乗っかるディテイルも、とにかくサイケデリックで場当たり的なハデさに見えつつもガッツリと連綿と継時的な関係性を持つ。とにかく語られ方のコードが一般的な商業マンガ・アニメとは質を異にしてて、その上で浪花節的な情緒とかもしっかりあったりしてもう、タチが悪い。…おもしれえなあ。
なぜか3話連続で配信されてんので全部見るが、とにかく組織や用語や人物が錯綜してて困るので、ウィキペ見ながらの視聴となる。それでもよく判んなかったりするんですけどね。1話の範囲内であれば、なんでドクターんとこに十字目の改造人間さんたちが居るのかちっとも判んないけど、次から次へと出てくる気狂いピエロみたいな殺戮集団がそれぞれ面白かったのでもう、それでいいです。おもしれえなあ。
2話冒頭、割と真っ当にアクションとスペクタクルとゴアバトルして、しかし博士が悪魔に救われた辺りからものすげえ牧歌的になる。というか悪魔という種族が牧歌的と暴力的のあいのこなんだな。後半の十字目残党どもの、どうしようもない貧乏と浪花節のしょーもない新劇芝居もいいなあ…。昭和っぽい土地権利書だな柳行李だの、そういうフェチさもよろしいです。
3話、好きな夢が見られるキノコでこっそりでかちちになってる恵比寿がかわいい。後半のカイマンの記憶を辿る話、ビジュアルの展開はなかなか純度の高いホラーでいい。シナリオもいい…というかこっちは映画というより恐怖小説のそれだな。筒井康隆の「鍵」思い出した。てことで、今後も楽しみにしておきます。