ヘルク

●ヘルク・13話。ヘルクの回想・弟とともに過酷な状況をいかに生きしか。魔物との戦いで疲弊していることで人の世の格差も顕在化している、故に人を救うには魔を滅せねばならぬとて、弟クレスは強大な戦士となる。瀕死の弟を救った貴族という要素とともに、いかにもこれから盤面ひっくり返す悲劇があんだろな…ってシコミ話ではありますな。この段階で(本人含めて)一般人だと思われてるヘルクはそりゃどーなんだとは思うけども、その辺も伏線だろうしね。

回想で苦境を戦っている人間の戦士たちは後の翼の兵士みたいだけど、こうしてフツーの人であることを見せられるとその差異に悲哀があることである。現状視聴者が判る人間世界の様相は兵士のみというアンバランスさだけど、実際普通の人々はどうなってんだろうねえ。