ヘルク

●ヘルク・14話。帝国四天王でさえ恐れる新種の魔物、それに対し「恐ろしかった」と言いつつ攻撃を耐え、殴り合いで辛勝するヘルク。まだ勇者でも何でもない状況下で、この人はやっぱりちょっとおかしい。そんな魔物たちに手こずる兵士たちに、ほないっちょ肩貸したろかってんでやってくる傭兵団も居る。皆意識高く頼りになる人物だ。…今のところは。

魔王討伐に成功し帰還する弟のクレスさんは、しかし深手を負って床につく。当然ながら魔王との戦いに勝利したってのは幻であり、またもやピンチが訪れるんだけど、ヘルクさんは独りで魔王を倒しに行くと言う。まあねえ、ヘルクならそれが一番手っ取り早いとも言えるわな。しかしこの状況、胡散臭いとこたいろいろとある。まず杉田声の王殿下、それに大賢者もちょっと。あとは恩人のラファエドもホンマに二心無いの? とか疑いの目を向けておいて、違ったら謝ることにしておく。まあその辺は次回以降で。