鬼平

鬼平・4話。本作の紅一点担当、と言っていいでしょうなおまささんの場合。てことで銕っつぁんの昔なじみ、当時はロリで今はアデな年増の密偵初登場の話。確か五郎蔵と結婚するのはちょっとあとなんだっけ。まいいや。上で年増というたけど、この作品でのデザインは前髪が割と今風にパッツン気味だったりしてちょっと独特の雰囲気。しかし悪党にひん剥かれてちょねちょねされたりと、キッチリそういうシーンもこなすのは流石の貫禄。貫禄? まいいや。

盗賊の隠れ家を見つけて彦十を返し、時間が無いので決死の覚悟で敵陣に乗り込んで行く平蔵。タイトルに血闘とあるとおり、この一連のアクションシーンは実に派手な見せ場になってて作品の良いヘソになっている。おまさが自分の血で目印をつけて死に掛けるのもそうだけど、ここでのおかしらバトルはかなりヤバいくらい負傷してて「ああっ大丈夫か大変だ」とかフツーに思ってしまったワシは割と単純である。「もう、いかぬか…」が池波っぽい台詞でいいよね。