駅の時刻

●駅のホームでぼんやりと電車を待ちつつ電車の発着表示を見る。最近は電光掲示板になっててハイテクなことだなあ、ええと…ひのふのみ、上下は16ピクセルで最下段を一行開けってことは一文字15×15ピクセルってことか。これなら大抵の文字はウソ字も使えば表現できるだろうけど、中にはあまりの画数に何書いてあるか判んねえ駅名とかもありそうな。

などと考えつつ、ふと予定時刻の表示が気になる。そういやこれデジタルだ。そして現在の時間、ちょっと離れたところにぶら下がってる時計の方は(内部機構はともかく表示形式は)アナログである。つらつら思い出してみるに、大概どの鉄道会社のどの駅でもそういう差異化が図られてるような気がする。現在時刻はアナログ、予定時刻はデジタル。一部の地下鉄の時計なんざ、わざわざ電光掲示板のグラフィックで三本針のアナログ時刻表示をしてたよなあ。

多分これ、現在時刻と電車発着予定時刻を混同しないように意図的に設定された差異なんでしょうな。そらまあ「発着時刻表示欄は狭いので数字にならざるを得ない」などの理由もあるだろうけれど、メインは上記のパッと見ィの区別が目的じゃないかしら。ワシは現在の関西の電車シーンしか知らんけど、これって全国的にそうなのだろうか。